こんにちはカウンセラー兼トレーナーのフレイム代表二見和浩です。
生徒様をカウンセリングさせていただいていていろいろなお悩みやご希望をお聞きするのですがとても多いお悩みの1つにお腹をスッキリさせたい、ぽっこりお腹を解消したいというお話をよくお伺いするので今回はぽっこりお腹を解消するために知っておいた方が良いことをお話したいと思います。
まず、ぽっこりお腹の原因についてをお話し、次に簡単にお腹をスッキリ見せる方法とよりお腹を美しく見せる方法についてお話します。
「ぽっこりお腹の原因」
皆様の言うぽっこりお腹という部位についてのお話から始めましょう。
皆様はなぜ下っ腹がぽっこりしてしまうのかその原因がわかりますか?
それは、お腹にはたくさん食べても大丈夫なようにお腹を覆う骨がないからです。
胸には心臓や肺など重要な臓器がたくさん詰まっていますのでそれらを守るために胸骨いわゆるあばら骨で守られています。
ですがお腹には胃や腸を守るための骨がありませんよね、それはそれらの臓器が重要ではないからというわけではなく食べられるときにたくさん貯めて置きたいので大きく膨らんでも制限がかかることのないようになっているのです。
大昔はいつでも好きなときに好きなだけ食べれる環境にはなくその時は運良く食べ物にありつけたとしても次に食べ物にありつけるのは2日後か3日後かわからないという不安定な食生活でした。
なので人間の体はそれに適応し、お腹周りをフリーにすることで飢えから身を守ったのです。
さて、そういうわけで人間が下っ腹がぽっこりしてしまうのは仕方のないことではあるのです。
「簡単に下っ腹をスッキリさせる」
ではその下っ腹の改善方法について簡単にできる順にお伝えしていきます。
初めに姿勢の改善によってぽっこりお腹は改善できますのでその方法からお伝えします。
おそらく5秒で改善できますので今すぐに試してみてください。
ではまずその場に立ってください、次に骨盤に手を乗せて親指に力を入れて骨盤を前傾させてあげてください。
次に胸郭を持ち上げます、息を思いっきり吸った状態で胸を持ち上げ静止し肩を後ろに引いてください。
これだけでオッケーです。
このとき腹直筋の下の方と上の方の両端が上下に引っ張られて腹直筋が引き伸ばされテンションが掛かった状態になっています。
ゴムで言うと両端をグッと引っ張った状態になります。
なのでぽっこりお腹の原因であるお腹の内容物の押し出しが抑制されているはずです。
テレビCMでおなじみのライザップのビフォーアフターの映像でもわかるように人間は猫背で骨盤を後傾するとお腹が出て、胸を張って骨盤を前傾するとぽっこりお腹が解消されます。
腹直筋を強化するということはすなわち引っ張られたゴムを分厚くしてよりテンションを強くするということに繋がりますので見た目の解消に繋がります。
また、腹横筋という筋肉があります、腹横筋は腹部を圧迫して体幹を安定させ、内臓を保護するコルセットの役割を果たしていますので腰痛やポッコリお腹の解消にも大いに役立ちます。
腹横筋はプランクやホローホールド、V字シットなどで強化することができます。
「脂肪を落として下っ腹をすっきりさせる」
ではより美しくお腹をスッキリとさせる方法について見ていきましょう。
ぽっこりお腹の原因は姿勢や胃下垂などによっても引き起こされますが、やはりいちばん気になるのは脂肪なのではないでしょうか?
では、お腹周りの脂肪を落としお腹をスッキリさせるためには何が必要なのでしょう。
それは体脂肪を落とすということになります。
間違ってはいけないのが体重を落とすことと混同しないようにしてほしいことです。
体重を構成しているのは脂肪もではありますが、筋肉や臓器、組織や水分なども含まれていてそのどれも減ってしまうと体に悪影響を与えてしまいます。
体についた余分な脂肪だけを落とすことがお腹をスッキリと見せるためには大切です。
また、お腹周りには皮下脂肪と内臓脂肪という2種類の別の部分にたまる脂肪があります。
皮下脂肪はお腹の皮膚の下、腹筋よりも上に蓄積します。皮下脂肪はよく銀行の預金の種類で言うところの定期預金と言われ脂肪燃焼が遅く落とすのにも時間のかかる脂肪になります。
内臓脂肪は内臓の周りにつき内蔵を動かすときのエネルギーとしても使われていますが多くなりすぎると内臓の動きを制限してしまい便秘や蠕動運動の妨げになったりします。内臓脂肪は逆に普通預金とも言われてすぐにエネルギーへと変換される性質を持っていますので比較的落としやすい脂肪と言えます。
脂肪を落とすためには暴飲暴食を避け計画的で健全な食生活を心がけることが大切になります。
あわせて睡眠やストレス管理などにも注意をすると脂肪が溜まりやすい生活習慣を改善しながら効果的に脂肪を落とすことができます。
脂肪の原因は食べ過ぎや飲み過ぎによって使い切れずに余った糖質によるものです。
普段から糖質の摂取への意識を持って1日に使う量のエネルギーよりも多くのエネルギーを摂取しないようにコントロールすることが大切になります。