ダイエット専門のパーソナルトレーニングジムフレイムの二見和浩です。
このブログではフレイムでの日常やさまざまな取り組みについてなどカズさん目線でお伝えしていきたいと思っております。
本日も生徒様から受けたご質問を皆様にご紹介していきたいと思います、今回も”なるほどー”という内容になっていると思いますのでぜひ最後までお付き合いください。
先日15kgのダイエットに成功してご卒業された生徒様からのご質問です。
今後脂肪を増やさないために最も気をつけなければいけないことは何でしょうか?
もちろんこれまで15kgものダイエットに成功された方からのご質問ですのでお食事や運動の大切さはおわかりいただけていると思います。
なので体がエネルギーとして脂肪を燃焼してくれるタイミングとそれを効率的に行える運動の方法についてお伝えいたしました。
脂肪がエネルギーに変わる瞬間
皆さんは脂肪がエネルギーとして蓄えられていることはご存知だと思います。
では脂肪がエネルギーとして使われるのはどのタイミングか知っていますでしょうか?
存在する3つのエネルギー
人間には3種類のエネルギーが存在します、それはまず食べたものをエネルギーに変え直接的に働く”糖質”、次に脂肪を分解して生み出された脂肪酸というエネルギー、最後に筋肉を分解して生み出されるアミノ酸です。
人間のエネルギーは相互作用型
人間はまず食べたものを分解して得られる血糖をエネルギーとして体を動かしています、何らかの理由で血糖が枯渇してしまうとそのエネルギーを補うために脂肪を燃焼してエネルギーを得ようとします。
なので脂肪を燃焼させたいと思うときはまずは血中内のエネルギーである糖を使い切る必要が出てきます。
一方アミノ酸はどういう経路でエネルギーとして使われるかと言うと、糖質が枯渇してしまうような長時間の運動や、強いストレス、強度の高い運動時などにエネルギーとして使われています。
筋肉は分解されることでエネルギーとしても使うことができるとても便利な臓器で、肝臓で分解され糖新生という過程を経てブドウ糖に変換されエネルギーとして使われています。
以上のように人間には3つの体を動かすためのエネルギーが存在し協力しながら体をエネルギーの不足から守っているということになります。
携帯は充電が終われば使えなくなりますし、車はガソリンが切れたら走れなくなりますが人間はエネルギーが切れることがないように2重3重にもエネルギーのサポート体制がとられているということになります。
脂肪が燃焼しやすい状態
では早速脂肪が最も効率的に燃焼される状態についてですが、
- ①インスリンが低い状態→空腹時や食後4時間以降
- ②運動レベルは低〜中強度→心拍数120程度(会話できる程度)
- ③呼吸が乱れない程度→脂肪は有酸素代謝専用エネルギー
- ④睡眠やストレスのない環境で
行うことが有効となります。
具体的な運動方法
具体的には、起床後や食間にウォーキングや散歩、軽い負荷でのバイクなどが効果的だということになります。
できれば上記に筋肉を守るための筋トレを併用できればベストということになります。
効率よく脂肪を燃焼させるためにはそのタイミングや運動強度などを考慮しつつ食事やストレス管理なども行いながら進めていく必要があるということがおわかりいただけたと思います。
思いつきで体を動かすよりも定期的に習慣として運動を継続することで脂肪をためづらい健康的で強い体が手に入ると思いますので皆様も是非頑張られてみてくださいね。