リバウンドを防ぐ3つの要素(食事・睡眠・ストレス管理)

リバウンドを防ぐ3つの要素
ダイエット専門のパーソナルトレーニングジムフレイムの二見和浩です。
このブログではフレイムでの日常やさまざまな取り組みについてなどカズさん目線でお伝えしていきたいと思っております。

最近もたくさんの生徒様が目標の体重を達成し素敵な笑顔でご卒業されていきました。
皆様入会のときはうつむきかげんで何処か自信がなさそうにしていらっしゃる方も多いのですが、ご卒業のときは自信に満ちて清々しいお顔をしていらっしゃいます。

ダイエットは見た目も美しく変えてくれますが内面も前向きに変えてくれるのだなと改めて感じています。

リバウンドを防ぐために

そんなご卒業される生徒様からのご質問で一番多いのが卒業した後のリバウンドの防ぎ方についてです。

そんな中でも今回はリバウンドがなぜ起こるのか、その仕組みとどうしたらリバウンドを防げるのか、その対策についてお話したいと思います。

努力を継続する大切さ

皆様は今まさに目標の体重にダイエットを成功させたとします、数ヶ月に及ぶ運動とお食事をよく頑張られて解放感いっぱいだと思います。

気持ち的にはこれまでの苦しい制限生活から解放されるとお考えの方も多いと思いますがちょっと待ってくださいね、ご自分にご褒美を与える前にまずはこれからどのように体重や体型を維持していけばよいのかの計画を立てましょう。

せっかくダイエットのときは計画を立てて取り組んでいたのにダイエットが終わった途端無計画になってしまってはリバウンドは必然です。
本番はここからなので一生太らないための生活の計画をしっかり立ててください。

リバウンドを防ぐ3つの要素

生活の計画は3つのプロセスからなります。

①食事
②睡眠
③ストレス管理

です。
どれか1つが欠けてもリバウンドしてしまうと思いますし、この3つはずっと心身が健康でいるために必要な基本的なことになります。

お食事計画の重要性

お食事に関して、お食事はこれまでの食生活を踏襲しつつ足りない栄養素を増やしていく必要があります。
栄養素とはタンパク質、脂質、炭水化物のことで、これらをバランスよく組み立てていくことが大切です。
タンパク質や脂質は筋肉や組織、骨を作るのに大切ですし、炭水化物はエネルギーとしてや微量栄養素(ビタミンやミネラル)を確保するのに欠かせません。

特にダイエット中は常にエネルギーが不足している状態で体には危険信号が灯っています、これまで必死に溜めてきたエネルギーの塊である脂肪がどんどん減って行くのですから体はずーっと危機感を抱いています、みなさんもせっかく貯めた貯金がみるみる減っていったらパニックに陥るでしょう、それと同じです。
ダイエットが終わったときというのは気持ち的には清々しいものですが体は常に元の状態に戻ろうと必死でもがいているのです。
なのでちょっと食べすぎるとこれまでより優先的に脂肪にエネルギーを運ぼうとしてしまい急速に太っていきます。

ダイエットが終わったときにこそ一旦立ち止まってこれからのお食事計画をしっかりと立て直すことが大切になります。

睡眠を甘くみない

睡眠に関して、睡眠は体を常に新品に保つための生まれ変わりのお時間です。
人間は寝ている時に新陳代謝によって細胞が生まれ変わり、神経が整備され、記憶が整理され、分解と再生を繰り返していきます。
再生が上回っている若いときは身長が伸びたり体つきが大きくなったりします、分解が上回る中年期以降は体が衰えシワやシミができたり、身長が縮んだりしますよね、病気に打ち勝つだけの細胞の再生ができないと癌になったり免疫が落ちて風邪を引きやすくなったりもします。

私達は何気なくそれを当たり前のように受け入れていますがそれらは睡眠によって守られています。
つまり睡眠をしっかり取っている人はそうでない人よりも若さを保つことができます、当然です。

例えばスポーツ選手はその運動寿命を伸ばすために睡眠を1日10時間とっている人も珍しくありません。
疲れているからよく寝るんだね、という考え方ではなくポジティブレスト、積極的に寝ることで将来のパフォーマンスを自己管理しているのです。

ストレス管理は若さを保つ鍵

ストレス管理について、皆さんは普段ストレスを感じていらっしゃいますか?心的ストレスと身体的ストレスは区別して管理できていますか?

例えば、

心的ストレス
やる気の低下
イライラ
不安感
気分の落ち込み
攻撃的言動

身体的ストレス
頭痛肩こり腰痛
眼精疲労
動悸息切れ
胃痛、下痢、便秘
めまい
疲労感

といった具合です。
ストレスを受けると自律神経やホルモン、免疫に影響が出ます、上記のようなストレスによる反応が出ている場合は要注意です。

世界の研究者の中には地球上からストレスをなくせれば99%の病気は根絶できると唱えている人もいます、ストレスは様々な健康被害や病気の温床となっていると考えられるのです。
しかし、ストレスをゼロにすることはできません。
であればそれをできるだけ管理してみることを考えてください。

私のおすすめストレス管理法ですが、自己採点70点で良しとしてみる。
私はダイエットを志し相談に来られた方によく生活習慣は70点取れれば成功できますとお伝えします。
皆さん100点取らなければ痩せられない、完璧を目指すことが褒められるべきことと思っている方がいらっしゃいますが70点取れれば大体のことはうまくいくと思います。

目標を高く設定することは良いことではありますが足かせになるほどの高い目標は”理想”でしかありません。
理想はいくら描いても達成できなければ意味がないのです、目標と理想を混同してしまわないようにするべきです。

なので70点で良しとしてみるのです、もし頑張って80点取れたならそれは快挙です、自分をたくさん褒めてあげられます。
どう転んでもポジティブな心理状態がキープできる、これこそがストレス耐性の高い管理できた状態だと考えています。

リバウンドは習慣化で防ぐ

いかがだったでしょうか?

ダイエットには3つの大切なプロセスがあること。
リバウンドを防ぐのは正しい計画に基づいた生活管理の習慣化だということがお分かりいただけたのではないでしょうか?

今回はリバウンドが起こる原因とその仕組み、リバウンドを防ぐための枠組みについてお話いたしました。

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女性専用パーソナルジム フレイム:医療×トレーニング×定額制

二見 直子:元看護師・助産師としての医療知識を活かし、安全で安心の指導を担当。
二見 和浩:15年以上のトレーニング経験をもとに、効果的で結果の出る指導を担当。

医療の知識とトレーニングの専門性、そして夫婦ならではの温かいサポートで、沖縄の女性の「健康」と「美しさ」をトータルで支えます。

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